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AJA 9月例会を開催 コンサルの使い方をレクチャー

京都自動車青年会議所(AJA、奥村大生会長)は9月19日、下京区の三井住友海上京都ビルで9月例会を開いた。講師として経営コンサルタント事業を手がける㈱シーク(京田辺市)の尾形賢代表取締役を招き、「コンサルタントの使い方」をテーマに講演。コンサルタントの種類や新規事業に生かせる経営革新計画、補助金などについて解説した。講演の理解を深めるディスカッションも行い、会員らは今後の自社の事業展開について知見を新たにした。

冒頭では開催場所の三井住友海上保険㈱の担当者がアドバンスクラブや新サービスを紹介。

例会で奥村会長は「目の前の仕事に取り組むことも大切だが、経営者にとってはこれからの計画を立てることも欠かせない。必要な心構えを本日の例会で学んでほしい」とあいさつした。

各委員会が活動状況などを報告した。

講演では尾形氏がコンサルタントの持つ役割について「会社が抱えているさまざまな課題を自社で解決できるようにすることにある」と解説。コンサルタントの種類は民間コンサルや地元の商工会、各都道府県の外郭団体、士業系、金融機関など数多く、「自身の事業規模や課題などに合わせてチョイスすることが大切」と語った。

 補助金申請の状況についても紹介し、「今すぐに申請できる案件は限られている」としながらも、「新しい事業展開があるなら経営革新計画の作成をおすすめしたい。さまざまなメリットを受けられる」と語った。

講演後には会員相互によるディスカッションも展開し、コンサルタントの重要性や自社経営に役立てられそうなポイントなどを話し合った

講演後の謝辞で内山隆介副会長は「第三者を交えて経営を考えることが大切ということに気づかされた。業務に追われる中ではたどり着けない情報をいただけた」と感想を語った。