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AJA7月例会を開催

会員間で盛んにディスカッション

 

 京都自動車青年会議所(AJA、奥村大生会長)は7月18日、京整商教育センターで7月例会を開いた。内部例会で開催し、自動車業界の多様な業種が集うAJAの特徴を生かして会員各社が自社の特徴や強み、これからの展望などを発表しあった。それぞれの発表を基に未来に向けた方針を模索する材料にするとともに、会員間の結束を深めることが目的。

冒頭、奥村会長は「人手不足など業界が抱える課題は深刻だ。しかし、個社の強みや弱みをマッチングすれば、相乗効果を持つアイデアが浮かぶかもしれない。新しい価値を生み出していける実のある会にしたい」と意気込みを語った

例会では会員らが事前に用意した自社PRシートを基に、3分間の持ち時間で自社の業種や展開している事業、強みなどを紹介。数年後の展望、自社が抱える悩みなども率直に語り、親交を深めた。

全員の発表後にはスピーチを基に、それをどう経営に生かしていけるかをテーマに、会員間でグループディスカッションを実施。会員からは「人材不足はどこも共通している。担い手が見つからないとしてもなんらかのアクションが必要」、「今後は新たなモビリティが生まれるといった変化の兆しもある。チャレンジの機会を見失わないことが大切だ」といった意見が聞かれた。

閉会の辞で内山隆介副会長は「メンバー間で話し合うことで、さまざまな発見があったはず。こうした会の良さを生かし、ぜひ明日からここでの発見を経営に生かしてほしい」と締めくくった。