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M&Aについて学ぶ

AJAが講師例会開く

 

 京都自動車青年会議所(AJA、渡邊努会長)は9月15日、ホテルグランヴィア京都で9月例会を

開催。講師に(株)日本M&Aセンターの業種特化事業部業界再編部リーフマネージャーの太田隼平氏を招きM&Aについて学んだ。

 

 開会にあたり、渡邊会長は「本日の講師例会のテーマはM&A。内容を把握し、変革を迎えている業界で事業を継続するための展望の1つとして考えてほしい。

また、次年度会長の選出時期が迫ってきた。立候補が無ければ選挙となるので、ご協力をお願いする」と呼び掛けた。

 

 続いて、例会を担当する森田恭平委員長は「本日のテーマは少し難しい感覚もあるが、経営者として理解していくためのもの。自社の強みを活かした経営戦略の選択肢として考えていただきたい」と述べた。

 

講演会の冒頭、太田氏は「M&Aの件数は年々右肩上がり。後継者だけの問題では無く、

加速度的に増加している」と強調した上で、「35年前は約9割が親族継承だったが、今は3割程度。このことから、事業継承も様々なケースが考えられる」と付け加え、M&Aについて、具体的事例を挙げながら解説した。

 

 また、自動車業界のM&A事例についても補足し、「別の企業とタッグを組んで成長することがM&Aの本質。早めの準備と対策が成功の鍵とになる」と述べ、講演を締めくくった。

 

 奥村大生副会長は謝辞の中で、「会社を存続させ発展させたいという気持ちは皆同じ。

一緒になって前へ進んでいくことの必要性を感じた」とコメントした。