AJAが二部構成で例会
京都自動車青年会議所(AJA、渡邉努会長)は5月19日、ホテルグランヴィア京都で例会を開いた。
京都市総合企画局国際交流・共生推進室の小田佳美副室長を講師に招き、姉妹都市提携を中心に国境を
超えた市民間の交流などを学んだ。
開会にあたり、渡邉会長は「コロナの感染者数が下げ止まり、増加傾向にあるのが懸念される。
われわれの業界に目を向けると半導体不足などは依然として続き、物価の上昇など厳しい状況に
置かれている。ウクライナ情勢による影響も注視する必要があると感じている」とあいさつした。
会長あいさつ終了後、各理事会報告、部会報告が行われた。
小田氏が所属する国際交流・共生推進室が主に取り扱うのは、都市間交流と多文化共生で海外都市
との交流が中心。日本では1950年代後半から国際的な交流を求める気運が高まった。
講演会では、姉妹都市提携の世界的な流れと、京都市とウクライナの首都キーウとの交流50年の
歩みについて説明し、現在のウクライナ侵攻に関する情報を補足した。
講師
小田佳美 様
この後の内部例会では、戦争が起こった事による自動車業界への影響について担当委員会メンバーが
発表。
主な影響として、原油価格の高騰によるガソリンやエンジンオイルなどの消費の落ち込み、半導体に
必要なネオンやパラジウムなどの希少資源の供給不足などを挙げ、対応について意見を交換した。
最後に当会を代表し戸崎副会長より謝辞が行われた。
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