人材活用で各クラブが発表
第43回近青協合同例会
京都・大阪・滋賀・兵庫の自動車青年会議所からなる近畿地区自動車青年協議会(近青協)の
第43回「合同例会」が11月14日、大阪市北区の大阪市中央公会堂で開催され、
「近畿は1つ〜自動車業界進化論〜」をテーマに、4府県の会員事業者と友好団体から111名が参加しました。
はじめに、今年度幹事クラブの大阪自動車青年会議所の中原智会長が
あいさつと例会の趣旨説明を行いました。
第1部の研究発表は今回初めての試みで、自動業界をはじめ様々な業種で問題となっている
人材不足に焦点をあて、各クラブが調査したものを発表されました。
テーマは、近青協情報委員会が「人材を財産へ〜能力の最大化〜」、京都自動車青年会議所が「高齢者雇用
について」、滋賀県自動車青年会議所が「高校生、専門学生に就職先として選ばれる整備工場を目指す
には?」、大阪自動車青年会議所が「Made in Woman女子力こそ業界の起爆剤」、兵庫県自動車青年会議所
が「外国人雇用にみる整備士の価値」。
当会の発表では、日本の高齢者就業者数が平成26年時点で、11年連続増加し、過去最高となる
681万人となっていることを指摘。
また、データから今後の雇用状況をシミュレーションし、生産年齢人口の減少やなどが要因となり
雇用が困難になると注意喚起し、「各社考え方は様々だと思うが、高齢者を上手く雇用することで
人材不足を解消し、若手も育成できる会社作りを行っていただきたい」と締めくくりました。
第2部の式典では、各クラブ会長・理事長から今年度の活動状況を報告。近畿運輸局自動車技術安全部の
猶野喬部長、大阪府自動車整備振興会の山本昇会長、近青協顧問の吉田おさむ氏が来賓あいさつで
エールを贈られました。
第3部の懇親会は、大阪運輸支局の田川信之支局次長、自動車技術総合機構近畿検査部の大澤貴郎
検査部長のあいさつ、軽自動車検査協会大阪主管事務所の岡田研二所長が乾杯音頭をとって華々
しく開会。
参加会員間で交流と親睦を深めました。
最後に、今年度の幹事クラブ大阪自動車青年会議所中原会長より、次期幹事クラブの京都に
近青協旗が手渡されて閉会となりました。
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